みなさんこんにちは!

ボディメンテナンス岐阜整骨院の加鳥です。

先週に引き続き、今週も花粉症についてお話したいと思います。

まず、花粉症対策でできることについてお話したいと思います。

・治療薬を使用する

花粉症の症状を抑えるためには、アレルギー性の症状に適した治療薬の摂取が有効です。

花粉症が引き起こす鼻の症状を抑えるためには、アレルギー反応による症状を引き起こす「ヒスタミン」の発生を抑える「抗ヒスタミン薬」が有効です。

鼻づまりがひどい場合には、血管を収縮させる働きを持つ薬も有効です。
目の症状がひどい場合には、飲み薬だけでなく点眼薬も併用するとよいでしょう。

残念ながら花粉症の症状を完全に抑える薬はありません。
症状を適切に軽減させるため、花粉症のそれぞれの症状に合わせた薬を選ぶようにしましょう。

・治療を行う

花粉症のようなアレルギーの根本的な治療法に、「アレルゲン免疫療法」があります。
アレルゲンを含む治療薬を適切に摂取することで、アレルゲンに体を慣らし症状を緩和もしくは完治させることが期待できます。

スギ花粉に対しては舌の下から薬を摂取する「舌下免疫療法」があります。
スギ花粉のシーズン以外の季節も継続してスギ花粉の抗原を摂取していきます。
大量の抗原を取り入れるとショック症状を引き起こす場合もあるため、3~5年にわたりゆっくりと体を慣らしていくことが必要です。

また近年では「レーザー治療」も注目されています。
アレルギー反応を起こす鼻の粘膜をレーザーで焼き、アレルギーを起こす場所を減らすことで症状を緩和させる治療法です。

体質を改善するものではないため、粘膜が回復することで再び花粉症の症状が現れるようになりますが、一度の治療で2年ほど効果が持続し、再治療を受けることも可能です。

・花粉が飛ぶ日を把握する

花粉は特定の条件の日に飛散しやすいため、その日の外出を避けるのも効果的です。
花粉が飛びやすい条件には以下のものがあります。

  • 気温が高く湿度が低い日
  • 風の強い日
  • 前日に雨が降った日
  • 晴れた日の昼過ぎ
  • 晴れた日の日没ごろ

反対に夜間や雨の日、気温が低い日は花粉が飛びにくいため、外出する用事はその条件の日に済ませておくのがよいでしょう。

・粘膜から花粉を取り除く

マスクやメガネで対策しても100%の花粉を防ぐことはできません。
ある程度は花粉が粘膜に付着してしまいますので、しっかり取り除いておきましょう。

目から花粉を取り除くためには、しっかり洗眼するのがよいでしょう。
しかし、大量の水道水は目を守る役割を持つ涙まで洗い流してしまうため、洗眼薬を使うことをおすすめします。
洗眼薬は1日当たりの使用回数が定められているものもありますので、用法を守って使用しましょう。

鼻の粘膜の洗浄には鼻うがいが効果的です。
鼻うがいは液体を鼻孔から流し込み、粘膜を洗浄する方法です。
しかし水道水などでは浸透圧が体液と大きく異なるため、鼻の奥がツーンと痛くなってしまいます。
そのため快適に鼻うがいをするための準備が必要です。
鼻うがいのために次の準備を行いましょう。

  • 水道水を人肌程度まで温める
  • 0.9%食塩水を作る(1リットルの水に対して9gの食塩を溶かす)
  • 先が細くなっているボトルなどで鼻の奥に流し込む

また、鼻うがい専用の液剤も販売されていますので、準備が大変な人はそちらを利用するのもよいでしょう。

花粉症、とっても辛いですよね。

少しでも花粉症対策をしてぜひ軽減させましょう!!

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