みなさんこんにちは!

ボディメンテナンス岐阜の加鳥です。

最近一気に温かくなってきましたね。同じ東海地方の三重県でも先日22度と遂に20度代まで気温が上がっていてびっくりしました。もう少しで桜も咲いてよりいっそう春らしくなりそうですね。

少しずつ温かくなってきていますが、日が落ちるにつれて足や顔がむくんでしまうという方みえませんか?じつは、私もむくみに悩まされている一人です。今日はそんなむくみについて調べてみました。

まず、むくみは毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによって起こります。どんな時にそれが起こるのかというと、多くは血液の循環が悪くなったときです。とくに脚は心臓より下にあるので重力の影響で血液が心臓に戻りにくく、ふくらはぎの筋ポンプ作用と静脈の逆流防止弁の働きによって血液を心臓に戻しています。しかし、立ったり、座ったりしたまま体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎの筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。また、スタイルをよく見せるためにガードルなど窮屈な下着を身につけると血液循環が悪くなり、むくみにつながる場合があります。食べ物では、塩分の摂り過ぎがむくみに直結します。体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、塩分を摂り過ぎるとそれを薄めるために水分を溜め込みやすくなるのです。

みなさんは、むくみの原因を勘違いしていませんか?私も調べていて初めて知った今まで勘違いしていた事実があるので紹介しちゃいます。

・むくみ予防のために水分を控える。

・アルコールのせいでむくむ。

・ダイエットでむくみは解消する。

私が一番びっくりしたのはアルコールのせいでむくむのは勘違いだったことです。アルコールには利尿作用があるので、むしろ体内の水分は減るはずなのです。
なぜお酒を飲んだ翌朝の顔がパンパンになるのかというと、お酒と一緒に塩分たっぷりの食事を摂っていたり、お酒を飲んですぐに寝ると抗利尿ホルモンが出て、本来排出されるべきお酒の水分が体の中に溜め込まれることが考えられるからです。飲酒は適量に留めることが好ましいですが、お酒を我慢してもむくみ解消の効果はありません。

そして、一番気になるむくみ解消方法は運動などでふくらはぎの筋力をアップさせることが有効ですが、即効性があるのは体を温めることです。体が冷えていると、毛細血管の血液循環が悪くなり、むくみにつながります。夏の冷房や冬の外気による冷えを避けるような服装を心がけてください。靴下を履く、手袋をする、カイロを使うなどして、手足が冷えないようにしましょう。入浴もシャワーですませるのではなく、湯船につかることを習慣にしましょう。むくみが気になるときには、手浴や足湯もおすすめです。

塩分(ナトリウム)には水を溜め込む性質がありますが、カリウムも体内の水分調整に関わっています。カリウムは腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、尿中への排せつを促進します。

食品では、ほうれん草や小松菜、アボカド、バナナなどにカリウムが豊富に含まれているので、積極的に食べましょう。ただし、腎臓が悪い方はカリウムを摂り過ぎると不整脈を起こすことがあるので注意が必要です。
料理には、レモンや酢などの酸味、ハーブや香辛料、出汁を使うようにすると、塩分を控えられます。
日々の生活のちょっとした工夫が、むくみの解消につながります。みなさんも意識して生活してみて下さい。

 

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